- 大田区 防水 通気緩衝工法 2021 02 26下地がすでに水分を含んでいる場合はそのまま防水材を塗布してしまうと 内部から上がってきた水蒸気により、防水層が膨れてしまいます。 その膨れを防止するため、内部から上がってきた水蒸気を通気緩衝シートの中へ逃がし 脱気筒へ送る工法を通気緩衝工法と言います。 脱気筒撤去 既に脱気筒がついていたのですが防水層と既存のウレタンとの間に水がかなり 溜まっていたためできるだけ水を抜いて乾かしてから次の工程に進みました。 脱気筒を撤去した下地 写真でわかる通り水が溜まっています。 穴あけ かなり防水層に水が溜まっていたため約1㎝くらいの穴をあけ その穴から湿気を逃がします。 穴埋め 湿気がなくなり次第穴あけしたところを隙間がないよう穴埋めしていきます。 この時コテで平滑に埋めます。 改修ドレン設置 漏水していたため改修ドレン(プレート状鉛シートと強化ホース)を設置しました。 防水工事を行う際に同時に改修ドレンを設置する事により雨漏りを防ぐことができます。 AVボンド塗布及び通気緩衝シート張り 既存の防水層と通気緩衝シートを密着させるためにAVボンドを塗布していきます。 通気緩衝シートは浮かないように貼っていきます。 AVW塗布 通気緩衝シートとウレタン材の密着を良くするためにコテで材料を均等に 塗っていきます。 脱気筒設置 湿気は傾斜が低い方から高い方に流れていくので脱気筒を設置する場所は 傾斜が高い方に設置します。尚、おおよそ50㎡に一つ設置すればいいとされています。 ウレタン1層目 手順としては立上り、細かいところを先にウレタンを流し最後に平らな部分(平場、土間)を流します。 材料の流しすぎや材料が足りないと一部、盛り上がったりへこんだりしてしまいます。 ですので均等に材料を流していきます。 ウレタン2層目 1層目と同様に立上り、細かいところを先にウレタンを流し最後に平らな部分(平場、土間)をながします。 しっかりと厚みをつけていきます。 トップコート塗布(上塗り) 塗り残し(ダメ)等ないように塗っていきます。 最後にどの材料も言えることですが、材料の比率を間違えたり、撹拌不足ですと【硬化不良】(固まらない)に なってしまいますので注意をはらって作業を行っていきます。
- 大田区 サイディング(よろい張り)塗装 2021 02 26サイディング(壁)の塗装を行いました。 今回のサイディングはラップサイディング(よろい張り)で小幅の板を一枚一枚重ねて 作られた建物です。壁に段差が複数あるので塗る際に段差のところを刷毛(ダメ込み)で塗っていきます。 材料(ガイナ) 施工前 下塗り(シーラー) 中塗り材と壁の密着性を良くするために塗っていきます。 飛散にじゅうぶん注意しながら作業を行います。 中塗り(ガイナ) 写真でわかるように壁に段差があるのでローラーで塗る前に先に段差部分を刷毛で塗っていきます。(ダメ込み) 通常ですとローラーで塗る際、縦に塗っていくのですが段差があるため横に塗っていきます。 上塗り 白系の材料なので塗り残しのないよう塗っていきます。 遮熱・耐久性・多機能性の材料で仕上がりも良くお客様も大変喜んでいただけました。
- 大田区 タイル撤去・張り替え 2021 02 25ヒビがはいっているタイルや躯体から浮いているタイルを調査するため打診棒を使い全面調査を行っています。 今回は特に建物がALCなので浮いているタイルを入念にチェックしました。躯体が(RC)鉄筋コンクリートの場合は注入工事等で落下を防ぎます。 サンダーでのタイル切り 浮いてしまっているタイルの周りだけサンダーで切り込みをいれ 斫れる(取れる)ようにします。このとき粉塵や切った破片が目に入らないよう マスクや防護メガネを使用します。 タイル斫り タガネとハンマーを用いてタイルを斫っていきます。 他のタイルを傷つけないように斫って(取って)いきます。 写真ではないのですが、特にALCの場合タイルを張る前に吸水防止剤(ハイフレックス)を塗っていきます。 タイル張り 圧着セメントをタイルの裏側に盛り貼り付けていきます 他のタイルと平滑になるように叩きながら貼り付けていきます。 目地埋め 圧着セメントが乾き次第目地材をつめていきます。 タイルと同様に目地も他の目地と段差が出ないよう平滑につめていきます。 しっかりとゴムゴテを使用し目地材を抑えることでタイルの隙間を埋めていきます。 拭き取り 目地材が乾く前にスポンジを水につけ拭き取りを行います。 しっかりと拭き取りをしないと白くぼやけて残ってしまいます。 完了